パソコンソフトの代理店に登録したものの、初めはなかなかお客様を作ることができませんでした。絵画の会社は辞めてしまっていたので、しばらくするとまた仕事を探すことに。ある日、いつも読んでいるメルマガのタイトルに、「アルバイト募集」の文字が。
「収入6桁」という言葉に惹かれ、読み始めたN先輩のメルマガから、パソコンソフトの代理店の話に続いていきます。横浜にあるショールームまで、パソコンソフトとN先輩に会いに行ってきました。詳しく説明するとややこしいので割愛しますが、結果として私も販売代理店をやることになりました。
転職時代の最後が、パソコンソフト販売の代理店でした。代理店といっても、実際に店を構えるわけではなく、メールマガジンで集客をして、販売元のショールームへお客様をお連れしていく、というのが仕事でしたから、副業から始めることができました。この仕事を始めることになった経緯はというと……
ハウスクリーニングの会社に3年くらいはいたのですが、どうも打ち込み過ぎたというか、そのうち体がついていかなくなってしまったので、退職しました。 その後、絨毯の会社にいたころにお世話になっていた、絵画を扱っている会社の専務に声をかけていただき、1年ほどその会社で営業事務と経理をさせてもらいました。
ハウスクリーニングの会社では、お客様のお宅で掃除をするだけではなく、営業活動もしていました。それをしないと、新しいお客様と出会えないので、当たり前と言えば当たり前なのですが。営業活動で、訪問営業は苦手でしたが、ポスティングは嫌いではありませんでした。
コミュニケーションの勉強も兼ねたハウスクリーニングのお仕事、訪問営業は苦手でしたが、お見積りや仕事の内容説明は普通にできていたと思います。お客様のリクエストを聞いて、所要時間や人数を想定し、お客様と当社双方にとってちょうどいいお見積りを出すのも、今思えばコミュニケーションを取るよい訓練だったのかもしれません。
コーチングを勉強し始めてから、ビジネスについても勉強することが面白くなり、異業種交流会や各種セミナーにも参加するようになりました。その延長線上で、あるユニークな会社と出会うことになります。入り口はコミュニケーションを学ぶスクールなのですが、その実践場所として、ハウスクリーニングの仕事を提供している会社がありました。
「その人の中から答えを出す」というところに魅力を感じて、勉強を始めたコーチング。そのカリキュラムの中には、自分でクライアントを探すことも入っていました。異業種交流会に行ったり、ビジネス書を読んだりして、営業やセールスなども少しずつ勉強しました。
コーチングとの出会いは、私にとってけっこうインパクトがありました。それまで、転職を繰り返してきたし、本はたくさん読んでいたものの、あくまで「会社で働く人」のカテゴリの中のことでした。しかも、私自身は事務職しか経験がなく、営業職のように社外へ出てお客様を獲得することとは無縁の仕事ばかりでした。
やっと働きだした20代半ば、でしたが……。このブログに書いたことだけでなく、アルバイトや派遣社員、正社員として何社か渡り歩き、かなり転職をしていました。ペルシャ語を学んだこともあり、某県警でペルシャ語を教えることや、前回の記事で書いたように、某刑務所で通訳や翻訳、検閲をしていたこともありました。