「ゆるく参加するだけで本がたくさん読めちゃう読書会」、通称【ゆる読】を、8ヶ月ぶりで会場開催しました。
会場をお借りしたのは、横浜市鶴見区にあるレンタルスペース「カオル亭」さん。
写真も撮ってきたので、読書会レポをお届けします。
レンタルスペース「カオル亭」さんは、JR鶴見駅または京急鶴見駅から徒歩15分ほどの場所にあります。
ゆったりとした川と空が窓の外に広がる、素敵なお部屋です。
参加者が揃ったら、ゆる読開始です!
まずは自己紹介をしながら、持ってきた本のタイトルと「なぜ手元にあるのか?」をシェアしていきます。
ゆる読では、本を事前に読んでこなくていいので、持ってきた本の中身を知らないことが普通です。
買ったまま開いていない本や、少し読んだだけで放置してしまった本。
だいぶ昔に読んだけど、また気になって読んでみたいと思った本。
そんな本を持参していただくので、本の内容を紹介するのではなく、
「なぜ手元にあるのか?」
「なぜ今日持ってきたのか?」
を話してもらっています。
一通り自己紹介が終わったら、いよいよゆる読の醍醐味の1つである「本のシャッフル」をします。
《自分が持ってきた本ではなく他者の本を読む》というのが、会場開催のゆる読の特徴。
それぞれの本を少しだけ見て、どれを読みたいか決めます。
この場所で読む本を決めるので、事前に本を読めるわけがないのです。
誰がどんな本を持ってくるかは当然わかりません。
偶然の出合いになるのですが、不思議なことに、その人に必要な内容の本との出合いが起こるのです。
* * *
読む本が決まったら、ファシリテーターの誘導に従って本を読んでいきます……が、まだ中身は読みません。
読む前の準備がいくつかあります。
ファシリテーターがちゃんと説明しながら案内してくれるので、初めて参加する人でも大丈夫です。
そして、読む前の準備ができたら、やっと本の中身を読んでいきます。
ゆる読での本の読み方は、ポイントを絞った読み方です。
なので、ハウツー本に絞った読書会になっています。
小説や論文のような、頭から順を追って読むような文章は、ゆる読で扱うのはちょっと難しいし、もったいないです。
そういう本は、時間を確保して読むのがいいでしょう。
ゆる読では、短い時間で、その時に必要な情報をピックアップしていくような読み方をお伝えしています。
ご興味ある方は、ぜひご参加になって、実際に体験していただければと思います。
進行の途中で、シェアの時間もあります。
自分が持ってきた本を、他者がどのように読むのか? どんなポイントを拾い上げるのか? などが興味深いところでもあります。
また、本当に2つ3つのポイントだけを読むのですが、まるでその場にあった本をすべて読んだ気になれるくらい、情報を得ることができます。
そして、これはゆる読に参加して困ってしまう唯一のことなのですが、読みたい本、買いたい本が増えてしまうんですね。
他者のシェアを聞いて、「それは私も興味あるなぁ」というのが次から次へと出てくるのです。
積読本を処理するためにゆる読に持ってきたのに、さらに本が増えてしまうという、嬉しくも悩ましい状況に陥る方が多いですね。
もちろん私もその1人です。
気が付いたら、また机の脇に本が積みあがっている……という恐ろしい(嬉しい?)状況になっているのです。
さて、貸会議室で読書会をやった後は、近くの中華料理屋さんへ行くことが多かったのですが、ここ「カオル亭」さんでは、美味しくて体にやさしいランチプレートを出してくれます。
おばんざいプレート(税込1000円)と宮治豚プレート(税込1300円)から選ぶことができ、私は宮治豚プレートを選びました。
どちらも季節の食材を使った料理で、この日は、珍しい紫色のジャガイモの粉ふき芋や、キノコが入った茶碗蒸しなどが添えられていました。
お味噌汁とご飯はおかわり自由! ということで、調子に乗って私もおかわりしちゃいました。
お腹いっぱいでしたが、カフェとデザート付き(+200円)にしたので、別腹でいただきます。
カフェメニューは、深入りコーヒーやお米のコーヒー、日本のお茶屋さんが作った紅茶など、こちらも興味深いラインナップです。
私が飲んだお米のコーヒーは、ベトナムコーヒーのように粉が入っているコーヒーです。
深入りコーヒーはその日によって豆が違うらしく、こちらも楽しみです。
(次回は深入りコーヒーにしようと、密かに狙っています)
こんな感じで、カオル亭さんでの読書会は、頭も心もお腹も満たされる、とっても素敵な時間になりました。
11月と12月もカオル亭さんでの開催が決まっております。
ご興味ある方は、ぜひいらしてくださいね!^^