社員として採用してもらった経営コンサル会社は、毎年社員が10名ずつ増えていくような勢いがある会社でした。それだけ書くといいことのように思えますが、社員が増えるということは、社内に人が増えることであって……。オフィスにたった3名しかいなかった状態が、あれよあれよという間に10名に。
アルバイトをしていた経営コンサルタント会社に、登用してもらうことになりました。雇用形態が変わっただけで、仕事の内容はそのまま。コンサルのアシスタント業務をしていました。このアシスタント業務というのは何をするかというと、クライアントの資料作成が主なものでした。
パソコンソフトの販売代理店は、本部が営業停止になってしまい、強制的に終了。その後しばらくして、アルバイト先の会社が、社員に登用してくれたので、ありがたく採用してもらうことにしました。2年足らずの販売代理店で、「どうやら自分は、N先輩みたいにうまくいかないみたいだな」とうっすら気づき、「会社員として地道にやる方が収入になるみたい」と思ったのでした。
経営コンサル会社でアシスタントのアルバイトをしながら、パソコンソフトの販売代理店を続けていました。年末が近くなり、ショールームも盛り上がりを見せている頃、N先輩を通してよくない噂を耳にしました。(営業さんへの給料が滞っているらしい……)
パソコンソフトの代理店に登録したものの、初めはなかなかお客様を作ることができませんでした。絵画の会社は辞めてしまっていたので、しばらくするとまた仕事を探すことに。ある日、いつも読んでいるメルマガのタイトルに、「アルバイト募集」の文字が。
「収入6桁」という言葉に惹かれ、読み始めたN先輩のメルマガから、パソコンソフトの代理店の話に続いていきます。横浜にあるショールームまで、パソコンソフトとN先輩に会いに行ってきました。詳しく説明するとややこしいので割愛しますが、結果として私も販売代理店をやることになりました。
転職時代の最後が、パソコンソフト販売の代理店でした。代理店といっても、実際に店を構えるわけではなく、メールマガジンで集客をして、販売元のショールームへお客様をお連れしていく、というのが仕事でしたから、副業から始めることができました。この仕事を始めることになった経緯はというと……
ハウスクリーニングの会社に3年くらいはいたのですが、どうも打ち込み過ぎたというか、そのうち体がついていかなくなってしまったので、退職しました。 その後、絨毯の会社にいたころにお世話になっていた、絵画を扱っている会社の専務に声をかけていただき、1年ほどその会社で営業事務と経理をさせてもらいました。
ハウスクリーニングの会社では、お客様のお宅で掃除をするだけではなく、営業活動もしていました。それをしないと、新しいお客様と出会えないので、当たり前と言えば当たり前なのですが。営業活動で、訪問営業は苦手でしたが、ポスティングは嫌いではありませんでした。
コミュニケーションの勉強も兼ねたハウスクリーニングのお仕事、訪問営業は苦手でしたが、お見積りや仕事の内容説明は普通にできていたと思います。お客様のリクエストを聞いて、所要時間や人数を想定し、お客様と当社双方にとってちょうどいいお見積りを出すのも、今思えばコミュニケーションを取るよい訓練だったのかもしれません。