文章・書き方・伝え方

読みやすい文章を書くポイント

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あなたの文章、みんなが読んでいると思っていますか?

出だしから厳しい質問ですが、

「こんなに一生懸命書いたんだから、絶対、みんな読んでくれるはず!」

と思っているのは書いた本人だけです。

あなたも普段はなにげなく、他者が書いたメルマガやブログをサーッとスクロールして
いるのでは?

「はい、今もです」と即答されたら、ショックですけれど。(^_^;)

でも、そんなものです。

なので、少しでも読みやすく、言いたいことがわかるようにすることが必要なんですね。

この記事では、そういうポイントやコツをお伝えしていこうと思います。

基本的には、こうしたメルマガやブログの記事、Facebook投稿の文章を対象にしていますが、会社の報告書やレポートなどにも役立つことがあると思いますので、ご参考にしていただければと思います。

1記事1テーマ

1つ目は、基本中の基本です。
 
1記事1テーマ
 
「ブログを書くのに時間がかかる~!(汗)」という場合の原因の1つが、
 
書きたいことがたくさんあって、てんこ盛りになっている
 
ということです。
 
最初は
 
「これ(A)を書こう!」
 
と思って書き始めたのに、書いているうちに、
 
「あれ(B)も必要かな?」

「これ(C)も書いておいた方がいいよな」
 
とか、あれこれ増えてしまうんですね。
  
これだと、ゴールのないマラソンのように、書いても書いても終わりません。
 
時間がかかるのは当たり前です。
 
「何を書くか」を整理するためにも、書く前の準備というのは、けっこう大切なんですね。
 
「AもBもCも書きたいし読者に必要!」
 
だと思ったら、
 
・1つの文章の中で3つを伝えるのか?
 
それとも、
 
・3つを別々の記事にして伝えるのか?
 
書く前に決めておきましょう。
 
 
1つの文章で3つを伝えるのであれば、
 
(1)テーマを1つにして、
 
(2)その中で3つのポイントとして伝える
 
というふうにすれば、わかりやすくなります。
 
あくまでも、1つの記事には1つのテーマを
 
「何が言いたいかわからない」とは、私の文章を添削してくれたWebライティングの講師の言葉ですが、まぁ、キツイですよね、こんなことを言われると。(^_^;)
 
でも、本当だから仕方がない。
 
その時の私の文章は、どこがゴールなんだか、何を伝えたいのか、さっぱりわからない文章でした。
 
何が言いたいかわからない文章というのは、恐ろしいことに、読者が離脱していくのです。
 
サーッとスクロールして読むのが当たり前の今。
 
仮にタイトルに惹かれて読み始めてくれたとしても、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
よくわかんない、やーめた、と、別のサイトや記事に行ってしまうのです。
 
言いたいことも伝わらないし、最後まで読んでもらえない。
 
泣きたくなりますよね。
 
なので、伝えたいことは1つの記事に1つにしておきましょう。
 

1行何文字が見やすい?

以前、ブログに書いた“文章なび”を再掲します。
 
「書けないお悩み3つ目は「文章がまとまらない」。これもけっこうよくあるお悩みです。この解決方法でご提案したいのは、「書く前に“文章なび”を作る!」ことです。車で目的地に行くためにカーナビアプリを使うのはもう当たり前ですが、文章を書くときにも、このカーナビのような目的地まで案内してくれるものがあるととってもスムーズです。それが、“文章なび”。文章がまとまらない原因は、書きながら、書きたいことがあふれ出てきてしまい、収拾がつかなくなるからです。よって、あらかじめ書くことを整理して、最初に書こうと思っていた通りに書いていく、ということが必要です。」
 
 
何が書いてあるか、わかりましたか?
 
びっしりと文字が埋まっていて、わかる、わからないの前に、
 
「うわっ、読みたいくない!!」
 
という感じではないでしょうか。
  
スマホで見ている人はなおさら、画面いっぱいに文字が埋め尽くされて、本能的に(?)スクロールしてしまったのではないかと思います。
 
もうおわかりだと思いますが、このように適度な改行がないと、ブログもメルマガも、すごく
読みづらくなってしまいます。
 
ブログの場合は、1文~2文が終わるごとに改行していくくらいが読みやすいです。
 
スマホの機種によって、画面の幅が変わってしまうので、「1行何文字」と設定するよりは、読点「。」のところで改行する方が読みやすくなります。
 
実際のブログ投稿では、こんな感じでした。
 
書けないお悩み3つ目は「文章がまとまらない」。これもけっこうよくあるお悩みです。
 
この解決方法でご提案したいのは、「書く前に“文章なび”を作る!」ことです。
 
車で目的地に行くためにカーナビアプリを使うのはもう当たり前ですね。
 
文章を書くときにも、このカーナビのような、目的地まで案内してくれるものがあると、とってもスムーズです。
 
それが、“文章なび”。
 
文章がまとまらない原因は、書きながら、書きたいことがあふれ出てきてしまい、収拾がつかなくなるからです。
 
よって、あらかじめ書くことを整理して、最初に書こうと思っていた通りに書いていく、ということが必要です。
 
 
 
ポイントになる単語が太字(ボールド)になっていることもあって、だいぶ読みやすくなったと感じませんか?
 
私がメルマガ(メールマガジン)に書くときは、1行の文字数を少なくして掲載しています。
 
例えば、上の文章をメルマガで配信した時にはどうだったかというと、下のように書いていました。
 
——————————
 
書けないお悩み3つ目は
 
「文章がまとまらない」。
^^^^^^^^^^^^^^^
 
 
これもけっこうよくあるお悩みです。
 
 
 
この解決方法でご提案したいのは、
 
 
「書く前に“文章なび”を作る!」
^^^^^^^^^^^^^^^^^^^
 
ことです。
 
 
 
車で目的地に行くために
カーナビアプリを使うのは
もう当たり前ですが、
 
 
文章を書くときにも、
このカーナビのような
目的地まで案内してくれる
ものがあるととってもスムーズです。
 
 
——————————
 
メルマガの場合はこのくらいを目安にするとよさそうです。
 ↓↓
・1行は18文字前後
 
・文の塊を2~4行程度にする。
 
そして、
 
ポイントとなる部分、特に伝えたい部分は「」や太字、記号で強調する
  
ということも大事です。
 
あなたも他者の文章を読むときは、まず、ざっと読んでいきませんか?
 
特にスマホだと、サーッとスクロールしていきますので、ポイントが目に入りやすいとそこだけパッと認識してわかりやすくなります。
 
本とは違って、横書きと言えども、読んでいる人の目の動きがあまり横に大きく動くと、負担がかかって読むのに疲れてしまうんですね。
 
なので、なるべく縦にすっと読み進んでいけるよう、読みやすくしてあげるといいですよね。
 
ちなみに、私のメルマガのように、1行の文字数を気にして書く場合、いちいち文字数を数えるのは面倒ですよね。
 
そこで、私は「TeraPad」というテキストエディタを使っています。
 
1行の文字数を設定できるので、とても便利です。
 
*ダウンロードというところから、ソフトをダウンロードしてください。広告と間違えないように注意してください。
 
MSN Office の Wordや、Googleドキュメントで、1行の文字数を設定してもいいですね。

メルマガは行間(文の塊の間)を広く使おう!

文章の行間を広く使おう、という話ですが、ブログの場合は、1文~2文で改行していくのと、上のような小見出しを入れるので、あまり気にしなくてよいと思います。
 
メルマガの場合は、
 
・1行は18文字前後
 
・文の塊を2~4行程度にする
 
ということとも関係するのですが、
 
文の塊の間を広く使おう!
 
ということです。
 
自分で書いているときは、1行あけただけでも、それなりに見やすい感じがします。
 
しかし、実際にたくさんのメルマガを拝見していると、「読みやすいなぁ」と思うメルマガは行間をかなり広くとっています。
 
具体的に言うと、私の場合は、文字の塊の間を3行取っています。
 
・文章が句点(。)で終わらず続くときは1行あける
 
・鍵括弧「 」の前後は2行あける
 
というふうに、自分でルールを決めてあります。
 
また、
 
・接続詞やちょっと気にして欲しいところ(「実は、」とか)は1行あける、
 
考えたり、考えてもらうようなところは時間がたつのをイメージさせるように、思い切ってかなり長く開けたり、読点(、)を1行ずつ入れたりしています。
 
 
 
こんな感じですね。
 
書いているほうは、
 
「こんなに長く間をあけて大丈夫なんだろうか?」
 
と思ってしまいますが、実際に配信されたメルマガを見ると、そんなに違和感なく読むことができます。
  
むしろ、適度な間があいていると読みやすさを感じます。
  
ブログの場合は、1~2文くらいで改行して、何も書かない行を1行挟むような感じでしょうか。(ブログの設定によって、それも必要ないかもしれません。プレビューで確認して調整するとよいでしょう)
 
なんでこんなに、1行の文字数とか改行とかを意識しなきゃいけないの?
 
と思われるかもしれません。
 
それは、、、
 
スマホで見やすくするため!
 
これに尽きます。
 
パソコンで見ても読みやすいほうがもちろんよいのですが、今の時代、スマホで見る人が断然多いですよね。
 
あなたも私も、縦にサーッとスクロールして見ていきますよね。
 
また、最近ではGoogleが、スマホの見た目でサイトの評価をしているとのことですので、より見やすいサイトやブログ作りが必要です。(メルマガは検索されないので評価されません)
 
Googleに評価されない、ということは、「インターネット上では過疎地にいる」と言っても過言ではないでしょう。
 
あ、もちろん、公開しないで、限られた人だけに見てもらうためのブログならいいのですが、それでも、見やすいほうがいいですよね。
 
せっかく書いて、アクセスまでしてもらえたのに、見たとたんに、
 
「うわっ、文字ばっかり!」
 
「見にくいっ!!」
 
と思われると、内容が伝わらない恐れがあります。
 
なので、スマホで見たときの見た目を意識して文字を配置しましょう。
 

文章中の漢字とかなの割合

白い記事と黒い記事があります。

どういうことかというと、

ひらがなやカタカナが多いと白っぽく見える → 白い記事
 
漢字が多い記事は黒く見える → 黒い記事
 
ということです。内容が白いとか黒いとかではありません……。
 
見た目の問題です。
 
例えば、漢字が多い場合はこんな感じ。
 ↓↓
 
「実際に沢山のメルマガを拝見していると、読み易いなぁ、と思うメルマガの行間は非常に広く取っています。
 
具体的に言うと、私の場合は、文字の塊の間を3行取っています。
 
文章が句点(。)で終わらず続く時は1行、鍵括弧「 」の前後は2行、と言う風に自分で規則を決めてあります。」
 
 
改行をして行間を空けていてもちょっと黒っぽく見えますよね。
 
それに、なんだか硬い……。
 
つまり、もう見た目で「うっ」となって、「なんか読む気しない」という気持ちが読者の中で発動してしまいます。
 
逆に、ひらがなとカタカナが多い場合はどうでしょうか?
 ↓↓
 
「じっさいにたくさんのメルマガをみていると、読みやすいなぁ、とおもうメルマガの行間はかなり広くとっています。
 
わかりやすくいうと、わたしの場合は、文字のカタマリのあいだを3行とっています。
 
文章がマル(。)で終わらず続くときは1行、カギカッコ「 」のまえとうしろは2行、というふうにじぶんでルールを決めてあります。」
 
 
先に出した同じ文章を、やや無理やり、かなの割合を多くしてみました。
 
黒さが取れて圧迫感が減り、多少読みやすくなったような気はします。
 
ただ、どこがポイントなのかわかりずらいし、あまり知的な感じがしないですよね。つまり、小さい子供用の文章みたいで、大人向けの文章という感じがしないんですね。
 
これを、読みやすい感じに直すと……
 ↓↓
 
「実際にたくさんのメルマガを拝見していると、読みやすいなぁ、と思うメルマガの行間は
かなり広くとっています。
 
具体的に言うと、私の場合は、文字の塊の間を3行取っています。
 
文章が句点(。)で終わらずそのまま続くときは1行、鍵かっこ「 」の前後は2行、というふうに、自分でルールを決めてあります。」
 
 
いかがでしょうか? 3つの書き方で、印象がそれぞれ違ってくると思います。
 
この文章がベストというわけではありませんが、
 
「漢字とかなの割合が違うとこんなに見え方が変わってくるんだ!」
 
ということが感じてもらえればと思います。
 
特に、専門用語だと、漢字ばっかり、カタカナばっかりになってしまう危険がありますので、ちょっと気にしていただくといいんじゃないかと思います。

まとめ

現在のブログで、読みやすくするためには?という問いに答えるなら、

スマホで見たときに、読みやすいようにする

という一言に尽きると思います。

スマホで読みやすいように、行間を適度にあける、ポイントは太字にする、といった“気遣い”をしましょう。

文章としては、「1記事1テーマ」が鉄則!

このページのように、小見出しが多い場合は、小見出しの中を「1記事1テーマ」にして、記事全体も共通のテーマでくくるようにします。

読みやすい文章かどうか、書いた後で、声に出して読んでみるといいですよ。

すらすら読んでいければ、たいてい大丈夫です。

この記事を書いた人
ふじい みほ
ライター、コーチ、書き方コンサルタント。駆け出しひとり起業家や、ダブルワーカーの人ための、文章書き方セミナーを開催。kindleライター、ブックライターとしても活動中。2019年12月から横浜で毎月読書会を開催。お風呂でゆっくり読書をするのが至福の時間。
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