文章・書き方・伝え方

アウトプットするとなぜいいのか?

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アウトプットとは、頭の中にあることを外に出すことです。

具体的には、

・人に話す

・ブログやメルマガ、SNS、あるいはノートに書く

・動画で伝える

という方法がありますね。

これがなぜいいのでしょうか?

その理由を知れば、あなたもアウトプットしたくなるかも!?

伝える練習になる

アウトプットは伝える練習になります。

「当たり前じゃん」と思われるかもしれません。

当たり前なんですけれども、でも、その当たり前ができていますか?

 

ただ話す、

ただ書く、

それならできますよね。

ところが、

「あれ? ちゃんと言ったはずなのに伝わってないみたい…」

と感じたり、

「んー、読んだけどよくわからないから説明して」

なんて言われたことはありませんか?

 

ちょっと考えてみて下さい。

毎日の仕事や生活の中で、自分以外の人のために話したり書いたりしている割合はどれくらいありますか?

逆に言えば、自分のためだけに書いたり話したりすることは、どれくらいあるでしょうか?

ほとんどの方が、自分以外の人のために話したり書いたりすることの方が多いと思います。

ということは、言ったこと、書いたことが伝わらないと、ちょっと困ったことになりますよね。

簡単なこと、例えば、「会社に行ってきます」「夕食の材料を買ってきます」というようなことは誤解なく伝えられそう。

しかし、自分の考えやアイデア、提案、こうしたいという要望などをわかってもらうように伝えるというのは、簡単ではないかもしれません。

アウトプットは、そういった自分の頭の中にあることを、相手に届きやすいように出す練習になります。

テレワーク化が進み、ちょっとしたことが伝わりにくくなっているかもしれません。

オンラインは便利ですが、コミュニケーションをするには、ちょっと工夫をしなければならない部分もあります。

自分の意思を伝られるようになるためにも、アウトプットをするのはおススメです。

自分の考えがまとまる

アウトプットがいい理由、2つ目は、自分の考えがまとまるからです。

アウトプットするときは主に、

  • もともと言語化できていること
  • 意識できていること

を伝えると思います。

ところが、うまく言語化できていないものもたくさんあるわけで、それを外に出していくと、自分の考えがまとまっていきます。

モヤモヤしていることをとりあえず紙に書き出してみる、友達やコーチに言ってみる。

そうして、伝えているうちに、

「あぁ、そうか! こういうことを思っていたんだ」

「あ、自分が言いたかったことはこれだったんだ」

「これとあれは、こんなふうにつながるのか!」

というように発見があり、考えがまとまっていきます。

また、人に伝えていると、「なんか、熱く語っちゃったな」ということもあると思います。

それが、あなたが大事にしている価値観だったり、本当にやりたいことなのかもしれません。

こうやって、アウトプットしていくことによって、自分の価値観や世界観がわかりますし、その先の行動へとつながっていきます。

アウトプットとは、普段から何気なくしていることでもあると思いますが、ちょっと意識するだけで、たくさんの発見があります。

自分は何をしたら幸せなんだろう?

どんな仕事が本当はやりたいのかな?

こんな質問を頭の中に入れておいて普段の会話をすると、ヒントが見つかったりしますし、自分が興味を持ったことを日記などに書いていくのもよいかと思います。

伝える(教える)ために学ぶと習得率が高い!

あなたも今までに一度はご経験があるのでは?

誰かに何かを教える時は、自分で理解していないと教えられないので、一生懸命理解しよう、もっと詳しく勉強しておこう、と思いますよね。

これがいいんですね。

伝える・教える、つまり、アウトプットする。これを前提にインプットすると格段に吸収力が変わってきます

何気なく本を読んでいる時と、誰かに伝えるために本を読む場合では、読み方もかなり違ってくるでしょう。

中学生とか高校生のころ、試験前に一生懸命ノートを作っていました。

当時は、「こんなことやって、意味あるかな?」と思いながらやっていました。

「教科書に書いてあることを写しているだけでは、意味ないんじゃないの?」

「試験まで時間がないから、教科書を見てそのまま覚えていったほうが早くない?」

…と思っていたんですよね。

自分のノートを作る時にも、誰かに伝えると仮定して書いていたら、より習得率が高まっていたのでしょうね。

そういえば、アーティストのGACKTさんが、YouTubeで英語の発音のレッスン動画を配信していて、その中で、「今日学んだことを、誰かに教えること」と言っていました。

そうすると、覚えるのが早いので、誰かに教えることをやってください、ということでした。

ただ、周りに教えるような人がいないと、できないと思ってしまいますよね。

英語の発音の場合は、口の動かし方とか声(音)なので、文章にするのは難しいですが、自分が学んだことをアウトプットする場として、ブログはよいと思います。

ブログに書くつもりで学ぶと、習得が早い!

そして、ブログに書いたことは自分が消さない限り残りますので、自分の備忘録や辞書、検索ツールとしても使うことができますね。

ぜひ活用してみてください。

アウトプットしたことに反応をもらえる

アウトプットするといい理由、4つ目は、人から反応をもらえるということです。

日記のような自分のためだけのアウトプットですと、人に見てもらえないので、当然反応はありませんが、こういうブログやメルマガ、SNS、あるいは、普段の会話でもいいですが、誰かに伝える、話す、読んでもらうと、何かしらの反応があります。

 

ちなみに、ブログやメルマガの反応がなくて凹む方がいらっしゃいますが、あまり気にしないでくださいね。

そんなものです

凹んでいるあなた自身が、他者のアウトプットに、毎回反応していますか?

そうではないですよね。それと同じです。

なので、無駄に落ち込むのはやめましょう。(^^)

読んでくれている人は読んでいます。

たまにリアルで会った時や、何かの拍子に、「あ、この前のメルマガ面白かったね!」とか「いつも読んでます~」とか、反応をくれたりします。

 

閑話休題。

反応がもらえるわかりやすい例だと、会話がいいでしょうか。

誰かに、

「この前読んだ本、こんなことが書いてあってこう思ったんだよね」

「今、こんなこと考えているんだけどどう思う?」

と話したとします。

そうすると、何かしらリアクションしてくれるはず。

さらに、人によっては、

「○○さんて、そういうことするの、得意だよね」

とか

「なるほどね~、それって、こんなこともつながるんじゃない?」

といった、プラスアルファのことを言ってくれたりします。

それが自分にとって新しい発見になります。

 

先日もコーチングの練習をしていた時にそんなことがありました。

クライアント役の人が本の章立てを考えていたんですね。

私がコーチ役として話を聞いて、質問していたら、「あ、それもいいかも!」と、もう1冊本ができちゃうようなアイデアが出て来たんです。

そうそう、ブログやSNSに書いて人に見られるのは恥ずかしくて気が進まない、という人は、コーチをアウトプット先にするのもよい方法です。

話した内容は秘密厳守ですし、自分のことをひたすら話して大丈夫。

それに、上に書いたように、質問をしてくれたり、フィードバックをくれるので、新しい気づきが生まれることも多いのです。

自分を知るためにもアウトプットしてみてはいかがでしょうか?

自分の世界観ができる

5つ目は、自分の世界観ができるからです。

自分の考えや興味があることを伝えていくと、自然と「自分の世界」が出来上がっていきます。

例えば、1冊の本について書いたとしても、人生観とか著者の考え方に触れる人もいれば、ストーリー構成やキャラクター作りに目がいく人もいます。

考え方についても、社会的なことを考える人もいれば、日常的なこととつなげて考える人もいますし、面白いことを探す人や感情の機微に敏感な人もいます。

こうした価値観や興味があること、大事にしていることなどが、文章や言葉の中に現れて、人それぞれの“世界観”を作ります。

そして、その世界観に共感する人たちがその人の周りに集まってきます。

メルマガを配信していると、「解除されることが怖い」という感情は誰もが多かれ少なかれ持っていると思います。

しかし、解除されることはあながち悪いことでもありません。

私のメルマガを読んで、「つまらないな」「自分には必要ないな」とか、まったくメールを開いていなかったので解除する、という人もいると思いますが、どちらにしても、私の世界観とは合わない人が解除することになるわけです。

その結果として、自分の世界観に合う人が読者として残っていく、ということになります。

今まで発信をしていなかった人がブログやSNSをすると、

「なんで自分の記事はいいね!が少ないんだろう?」

「フォロワーが増えない」

と思い、

「自分の記事がつまらないから?」

と思ったり、さらにエスカレートすると

「自分に価値がないから?」

とさえ思ってしまうことがありますが、決してそんなことはありません。

10人にしか見てもらっていないブログや投稿記事で、たくさんの反応をもらうのは、物理的に無理ですよね。

いいね!やフォロワーの増やし方というのはノウハウがあるので、数だけ増やしたければすぐに増やしていけますが、自分のファンを着実に作っていくことが大事です。

あなたの世界観に共感してくれる人、それはファンですよね。

芸能人や著名人でなくてもファンを作れる時代です。

ファンはあなたを応援してくれます。

そして、上にも書きましたが、人は新しい発見をもたらしてくれます。

アウトプットして、あなたの世界観に合う人と出会いましょう。

まとめ

アウトプットをするといい理由を5つ、あげてみました。

きっとこのほかにも、「こんないいことがあったよ!」ということがあると思います。

Facebookに投稿したら、すごい人とつながった! 仕事の話が舞い込んできた! とか。

ブログを書いていたら、「本を出しませんか?」と言われたとか。

何より、こうして書いたことが、自分自身の知的財産として残っていきます。

何かしたいけど、何をやりたいかわからない、という人も、アウトプットすることを活用してみて下さい。出しているうちに、何かが見つかりますよ。

この記事を書いた人
ふじい みほ
ライター、コーチ、書き方コンサルタント。駆け出しひとり起業家や、ダブルワーカーの人ための、文章書き方セミナーを開催。kindleライター、ブックライターとしても活動中。2019年12月から横浜で毎月読書会を開催。お風呂でゆっくり読書をするのが至福の時間。
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