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書けないお悩みベスト5

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目次

 

書けないお悩みベスト5

ブログに記事をあげたり、Facebookに投稿している方なら、誰もが一度は悩んだことがあると思います。
 
「書けない」お悩み
 
書けないお悩みはだいたいこの5つに当てはまるのではないでしょうか。
 
 

1.ネタが浮かばない

何を書いたらいいかわからない、
 
よい題材が思い浮かばない、
 
ってやつですね。
 
書けないあるある第1位と言ってもいいでしょう。
 
 

2.書けない

不思議なことに、ネタを決めても書けないことが多々あります。
 
ネタから文章へ行かないんですね。
 
これは困ったことです。
 
 

3.文章がまとまらない

文章は書けるんだけど、逆に止まらないくらい書けて、途中からいったい何を書いているのか、自分でもわからなくなる。
 
どこで止めたらいいかわからない。
 
そんなパターンですね。
 
書きたいことがありすぎてまとまらない、ある意味うらやましい悩みかもしれません。
 
 

4.時間がかかる

ともかく書くのに時間がかかる。
 
200文字くらいの長さでも3時間かかったり、下手すると書き始めた日に書き終わらずに、日をまたいでしまう、という場合も。
 
 

5.集中できない、ノらない

書くことが決まっていざ書き始めたものの、途中で手が止まってしまう。
 
仕方なくパソコンや紙面に向かうものの、なかなか進まない。
 
人によっては、書いているうちに気分が落ちてきてしまうことも。
 
 

6.実は「書けない」悩みじゃなかった!?

いかがでしょう?
 
思い当たることがあなたにもあるかもしれませんね。
 
5つの「書けない」お悩み、よくよく見ると、実は、「書けない」お悩みではないんです。
 

上から順に見ていくと……

ネタが浮かばないのは……

「ネタ」は書く前に決めることですよね。

ということは、「書く前のこと」で悩んでいるのです。

書けないのは……

これもやっぱり「書く前のこと」で悩んでいます。

文章がまとまらないのは……

文章は書いているんですよね。書きすぎて「まとまらない」「書きたいことが」書けない、という感じ。

つまり、「思うように書けないのですね。

時間がかかるのは……

時間がかかるだけで、文章は書けているのです。

どうやら書けないわけではなさそうです。

集中できない、ノらないのは……

これも書き始めてはいます。

ただ、「集中して」「最後まで書き終わるのが難しいのですね。

 

ということで、「書けない」という一言の中に様々なお悩みが隠されています。
本当は何に悩んでいるのでしょうか?
 

お悩み1:そもそもネタって何だ!?

栄えあるベスト1(ワースト1?)とも言えるお悩み、「ネタが浮かばない」について考えてみたいと思います。
 
これ、お悩み2番目の「書けない」とも関係してくるんですが、ネタは決まったのに、書けない。
 
じゃあ、ネタを考えただけじゃダメなの??? ってことですよね。
 
私自身もけっこうあるんですけど、「あ、これ書こう!」と思いついたものの、いざパソコンに向かったらなんか進まない。
 
なんで???
 

「結論=言いたいこと」を決めよう!

実は、文章、特に記事を書くときは「結論=言いたいこと」を決めないと書けないのです。
 
日記のような自分のための文章であれば、ゴールを決めずに自由に書いていって大丈夫です。
 
自分以外の人に読んでもらうものを書く場合は、「何を言いたいのか」「何を伝えたいのか」が大事です。
 
例えば、私が本田健さんの著書『一瞬で人生を変えるお金の秘密 happy money』について伝えたいと思います。
 
「よし! 書くぞ!」と意気込んでみたものの、さて、この本の何を書くのでしょうか?
 
  • 出版社はフォレスト出版で
  • 世界25カ国で発売されている
  • 定価はいくらで
  • 何部売れているのか
そういうデータ的なことを伝えたいのか?
 
それとも、この本を読んで感動したことを伝えたいのか?
 
「これはみなさんも知っていたら、いいんじゃないか」というおススメの部分をお伝えしたいのか?
 
何を伝えたいのかによって書くことが変わってきます。
 
なので、ネタを考える時は、大きなテーマだけではなく「何を言いたいのか」を考えてメモしておくのがおススメです。
 
言いたいこと=結論」さえあればそれを軸に書いていけます。
 
もちろん、記事1つ1つを書く手前で、どんなブログにしようか、メルマガでは何を配信しようか、と考える時は大きなテーマでよいでしょう。
 
そのテーマの中で「今回は何を書くか」と考えると、書くまでの時間が早くなります。
 
ということで、「ネタが浮かばない」場合は、「言いたいことは何か?」を探していくとネタになります
 
あなたが言いたいことってなんだろう?
 
桜がきれいだったこと?
 
仕事でチームワークの大切さを感じたこと?
 
ネタに詰まった時はお試しあれ。

お悩み2:なぜ、ネタがあるのに書けないの!?

「書けない」お悩みの2つ目、まさに「書けない」というお悩み。
 
ネタを決めたのに書けない、書くことを決めたのに書けない、その原因は、ここまで読んでこられたあなたなら、もうおわかりですね。
 

言いたいことを決めてないから~!

おさらいをすると、例えばシーズン的なものとして「お花見」について書こうとします。
 
「よし! 花見について書くぞ!」と意気込んでみたものの、パソコンの前で固まる。
 
あるいはスマホをタップしようとした指が止まる。
 
花見……。え? 何書こう?
 
そうなんです、花見の「何を」書くかが決まっていないと進まないのです。
 
花見と言っても、
  • 花見で楽しかった経験を伝えたいのか
  • 花見でしくじった失敗談を面白おかしく伝えたいのか
  • このコロナ騒ぎの最中での花見はできるのか
  • 花見にぴったりな料理は何か
などなど、伝えたいことは様々です。
 
すべてを一度に伝えることはできませんので、今回は何を伝えようか? と選ぶことが必要です。
 
で、ここまでだとお悩み1とほぼ同じ内容になってしまうので、もうひとつ「書けない」悩みの解決策をお伝えします。
 

言いたいことが決まっているのに書けないのは、もしかすると……

テーマも決めた、言いたいこと=結論もはっきりしてる、でも書けない。
 
そんな場合は、もしかしたら「書けない」というよりは「単に文章量が少なくシンプル」ということかもしれません。
 
極端な話、「私が言いたいことは○○です」、これで言いたいことは済んでしまいます。
 
これだと読み物や記事としては物足りないですよね。
 
なので、事例具体例を入れたり、体験談を入れたりします。
 
また、証拠となるためのエビデンスを持ってきたり、そういうことを足していって、読みごたえ説得力を高めていきます。
 
書く材料が足りないときは調べることも必要です。
 
普段から事例や体験をストックしておくのもいいでしょう。

お悩み3:文章がまとまらない

書けないお悩み3つ目は「文章がまとまらない」。これもけっこうよくあるお悩みです。
 
この解決方法でご提案したいのは、「書く前に“文章なび”を作る!」ことです。
 

文章なび”を作ろう!

車で目的地に行くためにカーナビアプリを使うのはもう当たり前ですね。
 
文章を書くときにも、このカーナビのような、目的地まで案内してくれるものがあると、とってもスムーズです。
 
それが、“文章なび”。
 
文章がまとまらない原因は、書きながら、書きたいことがあふれ出てきてしまい、収拾がつかなくなるからです。
 
よって、あらかじめ書くことを整理して、最初に書こうと思っていた通りに書いていく、ということが必要です。
 
文章なびを使った手順は…
 
  1. あらかじめ「言いたいこと=結論」を箇条書きで出しておく

  2. その中で、今回言いたいことを1つに絞る、または、言いたい順序を決めて並べる
         ↓
    これが“文章なび”になります

  3. 文章なびを「見ながら」書いていく
            ↑
           重要!!

    文章なびの通りにまずは書いていく、というのが大事です。
    当初、決めておいた言いたいことを書ければオッケー!

  4. 書きながらほかに書きたいことが出てきたら、別途メモを取っておく

    文章なびを使って書いていても、頭の中に「これも書きたい!」というのが出てくる時もあると思います。

    そういう時は、あくまで文章なびの通りに書き進めて、新しく出てきた書きたいことはメモに書いておくなどして取っておきます。
 
こんな感じで、書き始めた文章がまとまらない、という人は、書く前の準備として“文章なび”というメモ書きを作っておくといいですね。
 
会社で報告メールを書くときや、ちょっとややこしい案件について説明しなくてはいけないときも、書く・話す順番を整理するためにメモ書きしておくと便利です。

お悩み4:書く時間、なんとか短くできないものか!?

4つ目は、「時間がかかる」。
 
これまた、けっこうたくさんの方が抱えているお悩みです。
 
この記事の冒頭にも書きましたが、時間はかかっても書けているのですよね。
 
ですから、問題ない! と言いたいところですが、やはりご本人からすればお悩みなのです。
 

書くのに時間がかかる原因は?

時間がかかるので、
  • ほかのことができない
  • 配信や更新回数が減ってしまう
その結果、
  • 書くことがよけいに嫌になる、おっくう、面倒くさいと思う
という悪循環になります。
 
自分が望む時間で書けるようになれたら、やっぱり嬉しいですよね!
 
では、時間がかかる原因は、何でしょうか?
 
  1. やはりここでも、「言いたいこと=結論」が明確になっていない、ということがあると思います。

  2. 書き慣れていない
    単に書くのに慣れていないので、時間がかかってしまっている、ということも考えられます。

  3. 時間がかかるものを書こうとしている
    例えば、研究論文とか、小説とか、ちゃんとエビデンスがないと書けないもの、しっかりとした考察をしないと書けないもの、そういうものは短時間で書くことがそもそも難しいかもしれません。
このようなことが原因として考えられるでしょう。
 

「時間がかかる」の解決策

このブログを読んでくださっている方は、おそらくビジネスや仕事で書くことに携わることが多いと
思いますので、原因の1と2に当てはまる方が多いかと思います。
 
そこで、どうしたらよいか? ということですが、解決策を2つ提案します。
 

解決策1:“文章なび”を作る

解決策の1つは、こちらも“文章なび”を作るということですね。
 
あらかじめゴール(言いたいこと)を設定しておいて、そこに向かって書いていく。
 
書くことがわかっていれば、スムーズに書いていけるので、所要時間を短縮することができます。
 
そして“文章なび”を使って書いていくことで、書くことにも慣れていきます。
 
短時間で書けるようになれば、気持ちもだいぶ楽になるでしょうから、どんどん書けるようになるかもしれませんね。
 

解決策2:時間を決めて書く

もう1つの解決策が、「時間を決めて書く」。
 
1時間とか2時間とか、タイマーをセットしておいて、「その時間で書きあげるぞ!」と決意して書く
 
あるいは、「今日中にブログ記事を1本アップする!」と決めます。それを死守するのです。
 
私がライティングを習っていた時に、毎週課題の締め切りがあって、月曜日の23時59分59秒が
締切でした。
 
ひどいときは、カフェの閉店時間になってしまい、駅のホームで電車を待つ間にも書いたりして、締め切り時間ギリギリで出したこともありました。
 
何が何でも今日は出すぞ!」と決めていたので、なんとか出すことができました。
 
こんなふうに締切があると、人間なんとかするものです。
 
自分だけだと守れそうになかったら、友達や仕事の仲間に宣言するとか、コーチにフォローしてもらうとか、仕組みを作るとよいですね。

お悩み5:意外と根が深い!?集中できない、気分がノらない

お悩みベスト5の最後は、「集中できない、ノらない」。
 
「さーて、書くかぁ!」とパソコンに向かった数分後、「…なんか気分がノラナイ」とか、気が付けばネットニュースやYouTubeにはまっていた、とか。
 
あるあるですよね。
 
これ、書くこと自体ができない、というよりはほかに原因がありそうです。
 
原因と一緒に解決策も見ていきましょう。
 

原因1:書くことの優先順位が低い、価値を感じていない

原因の1つは、書くことの優先順位が低い、書くことに価値を感じていない、ということです。
 
「ブログの記事を書かなきゃ~」と思っていながら書けないのは、実は、「本当に書かなくてはいけない」と思っていないからかもしれません。
 
書かなくても誰も困らない。
 
書かなくても自分に影響がない。
 
そういう場合は書かなくてもいいわけです。
 
今、書くことに悩んでいるとしたら、あなたは本当に書く必要があるのか?
 
一度、再確認してみてはいかがでしょうか?
 

原因2:書くことのほかに気になることがある

例えば、気が散る環境にいたり、精神的に辛かったり、ちょっとしたことであっても悩み、気がかりがあれば、そちらに気が向いてしまいます。
 
また、「あ~、書けない……」と焦れば焦るほど書けなくなる、ということもありますよね。
 
この場合は可能なら、
  • 環境を変える
  • 悩み、気がかりを先に解決する
それが難しく、なおかつどうしても書かなければならないのであれば、
  • 時間を決めて、その間だけ書くことに集中して書きあげてしまう
のがよいと思います。
 
その人、その時によって対応も変わってくると思います。
 
優先するのは何かを考えてみるとよいでしょう。
 

原因3:書くことの苦手意識が強すぎる

書くのが嫌で嫌で仕方ない、それでも書かなければならない場合、こんな解決策はいかがでしょうか。
 

解決策1:書いたことのメリットを考えてみる

例えば、会社員であれば「書くこと=会社の仕事」なので、「給料がもらえる」ことがメリットですよね。
 
起業家であれば、「将来のお客様につながる」「自分の商品・サービスを知ってもらえる」といったことがメリットになるでしょう。
 

解決策2:人に頼めないか考えてみる

社内で文章が得意そうな人に相談するとか、外部で頼める人はいないだろうか、とか。
 
必ずしも自分が書く必要はなく、自分が書く以外の方法もある、ということです。
 

お悩み5「集中できない、気分がノらない」のまとめ

このお悩みは、考察していてけっこう深いと思いました。
 
なぜなら、書き手の心理と直結しているからです。
 
自分一人で抱えるのではなく、身近で相談できる人とか、コーチコンサルタント、場合によってはセラピストなど、他者の力を借りると解決にぐっと近づくかもしれませんね。
 
また、日ごろから、自分が集中できる環境や仕組を知っておく、作っておく、ということも解決につながります。
 

まとめ

お悩みベスト5を見てきましたが、いかがでしたでしょうか?

“文章なび”を作ると、解決につながることが多いので、ぜひ試してみてください。
 
あなたのお悩み解決のヒントになれば幸いです。
 

 

この記事を書いた人
ふじい みほ
ライター、コーチ、書き方コンサルタント。駆け出しひとり起業家や、ダブルワーカーの人ための、文章書き方セミナーを開催。kindleライター、ブックライターとしても活動中。2019年12月から横浜で毎月読書会を開催。お風呂でゆっくり読書をするのが至福の時間。
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