書き方コンサルタントのふじいみほです。
「過去と未来をつなぐライフヒストリー」と題して、私の半生を辿っています。
* * *
中学・高校では軟式テニスをして、特に高校ではテニス一色になってしまったので、大学に入ったら、「もうテニスはやらない!」とかたくなに思っていました。
大学サークルがどんなものかもまったく知らないのに、そう思ってしまったために、なんと私は空手部に入ることになりました。
(大学のサークルは色々あって、お気楽なサークルもあれば、体育会系並みにがっつり活動しているところもあるし、選び方次第だったんですが、知らなかったので、最初からサークルは選択圏外になってました)
入学式で出会った女性の先輩が、同じ学部で空手部でした。
日本の何かをやってみたいな、という気持ちもあったので、空手部に入ってみたのですが……
「よく知らない」というのは本当に恐ろしいことです。
というか、「空手部」と「部」がついているのだから気付いてよいものを、この辺がぼけーっとしてるんですよね、私……。
そうなんです、空手部って、バリバリの体育会系だったんです。
あれ???
これでは、テニスじゃなくても同じじゃないの?(汗)
そんな自分の愚かさを呪いながらも、初めて着る道着や、初めて体験する型、ツキの練習はけっこう楽しいものでした。
ツキというのは、板に向かって拳を「えいっ!」と突く練習です。板にクッション的に布が巻かれているのですが、血がついていてちょっと気持ち悪かったです。(^_^;)
同期に仲のよい友達もできたし、ちょっと憧れる人もいたものの、 結局、たった3ヶ月で退部することにしました。
なぜかというと……
・体育会系だけど、それは先輩への挨拶だけで実力的に強い部ではない
・外が晴れていてもいつも室内で練習(当たり前なんですが)
・同期の女友達が先輩へ恋をして、先輩の道着を洗っていたために集合時間に遅刻する
など、なんか納得いかないことが多々あったんですよね。
3番目はともかくとして、高校の時にいた部がけっこう強いところだったので、試合では勝てないのに、先輩への挨拶だけは「オス!」と昔ながらにきちんとやるのが、アンバランスで納得できませんでした。
そして、晴れているのに室内で練習。日焼けしているとなんとなく白い目で見られている(気がする)。それが嫌でした。
高校の部活では、卒業後2年目がOB会の幹事をやる代と決まっていたので、当時はまだ週末になると(嫌だといいながらも)高校のテニスコートに行ってたんです。そうすると当然日焼けするわけで。
こうしてまた、しばらくは高校のテニスコートに行って、テニスをすることになりました。
まさに、元の木阿弥ですね。(^_^;)
(つづく)
前の記事 高校5-コンプレックスと人生の岐路
次の記事 大学2-単位を落としてでも見に行きたいピラミッド