ライフヒストリー

社会人34-「万策尽きたと思うな」

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「過去と未来をつなぐライフヒストリー」と題して、私の半生を辿っています。

書くことや言葉との関わり、転職あれこれを書いていますが、「こんなヘンなところがあるんだ!」というのも面白がっていただければ幸いです。

  *   *   *

お店に専念し出したころに、パソコンソフトの販売代理店でお世話になったNさんに、10年ぶりくらいで連絡を取っていました。

その後も月に1回くらい近況報告をしていたので、お店がうまくいっていないことも知っており、「集客に役に立つかもしれないから」とFacebookの使い方を教えてくれるなどしてくれました。

結局、私がFacebookに使い慣れるよりも先にお店がなくなってしまいましたが、松下幸之助の言葉を送ってくれて、励ましてくれました。

万策尽きたと思うな。
自ら断崖絶壁の淵にたて。
その時はじめて新たなる風は必ず吹く。

松下幸之助

お店を閉じなければならないと思った時は、本当に胃がきゅーっと痛くなって、泣き虫の私でも涙が出ないほど、一体どうしたらよいのかわかりませんでした。

この松下氏の言葉は、そんな私を強く励ましてくれたのです。

実際、泣いていても解決しないので、自分で一歩ずつ進むしかありません。

(イメージ)

派遣社員で事務仕事をし、土日祝日は軽作業のアルバイトをしていましたが、時給は限界があります。

そこで、Facebookを使い始めたのがきっかけで、インターネットビジネスの世界にも足を踏み入れていきました。

インターネット上で広告収入や紹介報酬が入るようにブログを作ることになり、Nさんに教えてもらいながら作業を進めていきました。

この頃、暗号通貨が世に出てきて話題になっていました。

Nさんと私も暗号通貨の情報を扱ったサイトを作りましたが、うまくいきそうになるとビットコインが大幅に下落してしまい、思うように波に乗っていきません。

初めてWordpressというものを知り、自分自身のサイトも作ってみました。

最初は、まるで宇宙の言葉みたいでさっぱりわかりませんでした。

人が作ったWordpressのブログに記事をアップするだけなら簡単なのですが、自分でゼロから設定をしてサイトを作るとなると、まったく状況が違います。

なんと、ひとつの記事をアップするまでに半年もかかってしまいました。

色々とチャレンジして、うまくいきそうだから派遣の仕事を減らしてネットビジネスに集中しよう、と思うと途端にうまくいかなくなり、また派遣の仕事を探す、ということを何度か繰り返していました。

(つづく)

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