書き方コンサルタントのふじいみほです。
「過去と未来をつなぐライフヒストリー」と題して、私の半生を辿っています。
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イランの現地研修の話もそろそろ終わり。
後半の旅行では、現地の旅行会社にお世話になりました。 どこからどこまで添乗してもらったのか記憶が定かではないのですが、 添乗員はアミールという20代の好青年でした。
アミールは「日本人旅行者は お行儀がよくて一番いいね」と言っていました。
そうでしょうね。私たちは小さい頃から、訓練されていますからね。(^_^;) (トイレ休憩には、行きたくなくてもトイレに 行っておきなさい、とか)
このアミール青年、なんと私たちがイランを発つ日に結婚式をあげることになっていました。
飛行機の時間があり、残念ながら結婚パーティーには参加できませんでしたが、ちょっと会場に寄って挨拶をすることができました。
イケメンがさらにいい男になっていました! 奥様になる方もすごくきれいな人でした。
(この時のアミールの写真を撮ったはずなのに、どこかへいってしまった! 残念……)
あちらの結婚式では、新郎新婦も、参列者も一緒にダンスを踊ります。
中東のダンスというとベリーダンスがよく知られていますよね。
ベリーダンスは、腰をかなり速く細かく振りますが、イランのダンスはもう少しゆっくりでしなやかな動きが特徴です。
女性が踊ると、同性の私たちが見てもドキッとするくらいセクシーです。
(私たちが真似すると、盆踊りになってしまうのですが……)
一方、なぜか男性が踊るとアヒルの真似をしたり、コケティッシュな動きが多かったりして、笑いをさそいます。
その後の留学中にも何度かパーティーで彼らのダンスを見ましたが、笑いを取る人しか踊らないんじゃないかと思うほど、男性はヘンな踊りが多かったですね。
さすがに新郎は笑いを取る踊りではありませんでしたが。
最後には結婚式まで見させてもらい、盛りだくさんな研修でした。
この時はまだ、わずか1年半後に再びイランを訪れることになるなんて、まったく考えていませんでした。
(つづく)