書き方コンサルタントのふじいみほです。
「過去と未来をつなぐライフヒストリー」と題して、私の半生を辿っています。
小学校は、東京都練馬区にある大泉北小学校に行きました。
私が入学する年に、女性の校長先生が就任されるとのことで、教員をしていた両親が話題にしていたのを覚えています。
北小の校庭には、「どろんこ山」と呼ばれる土の山がありました。
本当に名前のまんまで、芝生も何にも生えていなくて、そこで転んだら本当にどろんこになってしまう山でした。
いつも休み時間は、たくさんの生徒がどろんこ山に登って遊んでいました。
北小の学校のマークが欅(けやき)の木で、校庭にはたくさんのケヤキが植えられていました。
背が高くて、すっくと空に向かって伸びているケヤキが、とても好きでした。
私が小学校1年生のころ、ゴダイゴが歌う「ビューティフルネーム」という歌が流行っていました。
運動会のためだったのか忘れてしまいましたが、その歌に合わせて踊るのが全校で行われていて、高学年の生徒が私たち低学年の生徒に踊りを教えてくれました。
昼休みになると高学年のお姉さんたちが誘いに来て、校庭でみんなで輪になって練習しました。
踊りの内容はまったく覚えていないのですが、いつも声をかけに来てくれるお姉さんに懐いて、その時間を楽しみにしていました。
正月明けに校庭でどんど焼き(正月飾りを集めて焼く)をしたり、
夏休みのプールで「死ぬ気でがんばれ!」と先生に言われて、初めて25メートルを泳いだり(その後熱を出しました)、
北小には2年間しか通わず、引っ込み思案だったわりには、強い印象が残っています。
保育園時代を含めて北大泉という場所と、長野の祖母の家が、私の原風景を作っているようです。
(つづく)
前の記事 幼少期3- 母の家出!?
次の記事 小学校2- 児童館と学童クラブ