「過去と未来をつなぐライフヒストリー」と題して、私の半生を辿っています。
書くことや言葉との関わり、転職あれこれを書いていますが、「こんなヘンなところがあるんだ!」というのも面白がっていただければ幸いです。
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アルバイトをしていた経営コンサルタント会社に、登用してもらうことになりました。
雇用形態が変わっただけで、仕事の内容はそのまま。
コンサルのアシスタント業務をしていました。
このアシスタント業務というのは何をするかというと、クライアントの資料作成が主なものでした。
その代表格が資金繰り表。
まずは今までの財務状況を月毎にExcelにデータとして入れます。
現状把握をしてから、次にシミュレーションを作っていきます。
通常は月次単位で見るのですが、より状況が厳しい会社さんは「日繰り表」で、今月乗り切れるのか、数字を見ていきます。
ちなみに、私自身はこの日繰り表をもとに、自分の個人的な収支をつけています。
口座から引き落とされるもの(光熱費など)と、クレジットカードの支払を見ていくのが目的です。
さて、そんな“いかにも”コンサル会社的な仕事は、資金繰り表以外にも経営計画書の下書きを作ったり、お客様に借入の現状をヒアリングしたり、時には先方のオフィスへ伺って、経理担当の方へ事務処理の仕方を指導することもありました。
しばらくするとコンサルのお兄さんがメルマガを発信することになり、私もひとつのコーナーを受け持たせてもらえることになりました。
事務仕事に関する内容だったと思いますが、アシスタントから社員になり、
「こんな私でも記事を書かせてもらえる」
と思って嬉しかったです。
昔は本当に自己肯定感が低くて、気は強かったのですが、
「私なんて……」とか、
褒められても
「いやいやいや、そんなことないです」
という言葉を使うことが多かったんですよね。
今の自分から見ると、ちょっと面倒くさい人です……。(^_^;)
「そんなことないです」と言いながら、褒められればやっぱり嬉しい。
このあたりが、今の書くことへ繋がっているのかもしれません。
(つづく)
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