ライフヒストリー

大学10-現地研修先のシーラーズ大学へ

このエントリーをはてなブックマークに追加

書き方コンサルタントのふじいみほです。

「過去と未来をつなぐライフヒストリー」と題して、私の半生を辿っています。

  *   *   *

私たちがお世話になる大学がある街・シーラーズは、イランの首都・テヘランから約685km南下した所に位置する古都で、日本で言うと奈良のような街です。

上の写真は、エラム・ガーデンという歴史的な庭園の中にある建物です。
シーラーズは観光地で、こういった庭園もたくさんあります。

広大なイランの国土のほとんどが、土漠(どばく)と呼ばれる乾燥した地域。
古都シーラーズも、街の中心から少し離れただけで、茶色い土地が広がっています。

ちなみに、ものすごく乾燥しているので、鼻の中も乾燥してしまいます。
カラカラに乾いた鼻くそで(汚くてすみません!)鼻腔内を傷つけて鼻血を出すこともありました。

テヘランに夜中に到着した私たちは、軽く街を散策して時間を過ごし、その日の午後、シーラーズへと移動しました。

日本からイランに来る時とは打って変わって、テヘランからシーラーズへは小型の飛行機で移動になります。

心細さを感じつつも、無事にシーラーズの空港に到着。

そこはそこでまた、ものすごくシンプルな空港でした。

シーラーズは、イランで5番目に大きな都市ですが、意外と空港はこじんまりしていました。

滑走路に飛行機が着陸して停止すると、そこから空港の建物までは数メートル。徒歩で移動です。

テヘランは大都市という感じでしたが、シーラーズの第一印象は、一気に地方の町に来たような感じでした。

しかし、空港から市街地へ移動するにつれ、次第に建物が多くなっていきました。

シーラーズの郊外。冬はそれなりに寒く、曇りの日もあります。

私たちがお世話になったシーラーズ大学は、2017年のこちらの記事によると、なんとイランで二番目に大きい大学なんだとか(一番はもちろんテヘラン大学)。

ちなみに、この記事をリライトするにあたり、上のサイトを見つけたのですが、初めてシーラーズ大学の全貌を見ました。

こうなっていたのか……!

シーラーズ大学は丘の上に校舎があり、そのふもとに学生寮があります。

後に留学した時には、ここの学生寮を使いましたが、研修中は、市街にある寮を使わせてもらいました。

1階を男子学生とH教授、2階を女子学生が使うことなり、これがまたちょっとした騒動となるのでした……。

(つづく)

前の記事  大学8-ザクロジュースを飲むと鼻血が出る?

次の記事  大学10-ほめられたらやっぱり嬉しい!

このエントリーをはてなブックマークに追加
コラム