ナオさんは「天命発掘セラピスト」。
心理学・催眠系、スピリチュアル系など数々の講座を受講し、資格も国内から海外まで優に30は超える数をお持ちです。
本質的なリーディング分析を得意とする実力派。
その一方で、独立されるまでには大手企業でのディレクターやマーケティング分析をされ、著名人のインタビュー記事作成、Webの設計・校正、ゲームのシナリオライター、著名作家の出版原稿の校正といった経験もある方です。
もともとアーティストやデザイナーとして活躍もしていらっしゃって、2022年にはルーヴル美術館での出展が決まっています。
そんなナオさんが、なぜ私の講座に参加して下さったのか。
改めて伺ってみることにしました。
ナオさんは2020年3月に「Webの文章書き方講座」に参加してくださいました。
* * *
― 受講前はどんな状態だったのでしょうか?
……もう忘れてしまいましたが。(笑)
― すみません! もう1年くらい前ですもんね。
当時は、ブログを書く時に「ウッ」という重く嫌な感覚になることが多くて。
とにかくネタがない状態でした。どう考えてもネタがない。(笑)
ネタがなさ過ぎたし、「誰が(私の記事を)読むんだろう?」と思っていました。
「よくみんなネタがあるなぁ」とも思っていました。
ブログを書こうとして、2日間くらい「何を書こう?」と考えて、結局何も書けずに終わったことが何度もありました。
「あれ書こうかな? でも、つまらないな……」ということが。
― そんなこともあったんですね! この短い時間に何度も「ネタがない」と出てきたので、それだけ悩んでいたんですね。
― どうして、ふじいの講座を受けようと思ったのですか?
みほさんだからこそ受けたいと思ったんですよね。
“押せ押せ”、“売り売り”ではなかったから。
(みほさんの)人となりを知っていたからですね。
「この人なら色んな気づきを与えてくれる」と思ったから。
周りからも信頼されていて、重要なお仕事とかを任されていらっしゃったので。
実際に同じプロジェクトで活動させてもらったこともあり、最後まで粘り強く取り組んでいたので、この人は信頼できると思いました。
― 講座を受けてどう変わりましたか?
毎日ブログを更新できるようになりました。
先ほども言ったように、ひとつの記事を書くまでに2日も悩む日もあったのに、130日連続で毎日ブログを更新しました。
なおかつ、その後から始めたLINE公式の配信も1年くらい続けています。
― それはすごいですね!
(書く時に)「ウッ」となることがなくなりました。
今思えば、「ネタがない」という思い込みだったのですが、その思い込みがなくなりました。
「こんなんでもいいわ」と思えるようになったんです。
「この人が書いているからこそ、読みたいとか聞きたい」ということがあるのだと、腑に落ちました。
以前は、「こんなのほかの人も書いてるやん。わざわざ私が書かなくてもいいよな……」と思っていましたが、「私の声でしか届かない人もいるのかな」と気づいたのが大きかったんですよね。
(ブログを)やり始めた時は「1ヶ月続いたらすごいな」と思っていました。それまでは半年に一度くらいしか更新していなかったので。
― 私の講座を受講していた頃、ほかの先生の講座も受講されていたんですよね?
そうです。ほかの起業塾との相乗効果も大きかったですね。
両方やったから進んだと思います。
そちらの先生の授業で(ブログ記事の)タイトルを書き出すことをしていたのがよかったです。
タイトルを用意しておくと書けるということがわかりました。
― なるほど! 私の講座の中でも、記事のネタの発見がありましたよね?
あの時は、「ネタがないわけじゃないんだ!」ということに気づきました。
ネタはあるんだけど、ほかの人が書いていることを書いてもな……と思っていたんです。
ほかの人のメルマガだと「オリジナリティあるな」と思って読めるんですけど、自分のことだとそう思えなかったんです。
― そうだったんですね。
― 講座受講後も時々、お互いに仕事の相談やヒアリング、ブレストの相手などをしていますが、どうして私(ふじい)に頼もうと思うのでしょうか? 一番の理由って何でしょう?
ん-、心地いいからですね。(みほさんは)飾らないし、自分の思いを入れない、干渉してこないのがいいです。
「こうしたほうがいい」「ああしたほうがいい」というような、上から目線的なアドバイスがなく、淡々とフラットで、押しつけじゃないところがいいです。
「絶対これやったほうがいいよ!」とか「こういう書き方じゃない!」というのがない。
その人の素材を活かすという感じ。その人その人の素材をうまく引き出そうとしているのが伝わってくるんですよね。
みほさん自身はすごくプレーンで、ムリに味付けをほどこさないんです。
うーん、例えて言うと、塩のみで味付けした野菜スープみたいです。
素材を引き立てる塩のようです。
むちゃくちゃ美味しいお塩! 魔法の塩? うまみのある塩。
― 私、お塩だったんだ。(笑)
その人のポテンシャルを、心地よく引き出してくれるところが強みですよね。
コツコツやる人だし。普通の人なら飽きてやらなくなってしまうけど、基本的に「やっぱ、やーめた」というのがない。
投げ出さないのがすごいし、そういうところが好きですね。
真面目だし、裏切らないし。
今まで努力もすごくされたんだろうな、と思いました。
良く見せようとするのではなくて、努力をずっと続けている人だなということが(接していて)わかりました。
そういう人柄がよいです。
― ありがとうございます! 色々と見ていてくださったんですね。
― 最後に、どんな人が私の書き方講座や、コーチングのセッション(お悩み相談)を受けるとよいと思いますか?
真面目過ぎて前に進めない人とか、いいんじゃないでしょうか。
(みほさんの姿勢は)肩に力を入れていないでするっといける、というか。
講座を受けていた時に、すごく楽になったことがあったんです。
ストーリーのテンプレートで文章を作るワークの時に、マイナスな気持ちになることがないために、マイナスからプラスに変わるギャップを作るということができず困っていたんですよね。
他者が書いた文章をさらに盛り上げることはできるのですが、自分のこととなると、どうもウソをついているような気がして……。
自分のストーリーを味付けするのが嫌だったんです。
そうしたらみほさんから、「無理にマイナスからにしなくても、フラットからでいいのでは」と言われて、すごく楽になったんです。
あれは大きかったですね。
― そうだったんですね。
ほかには、考えがまとまらない人も(受けると)いいのでは。
頭の中がごちゃごちゃしていたり、自分では整理ができない人。
普通だと、「これ足せば?(これをやったら?)」になるけど、みほさんの場合は、ぽいぽいっとすっきりさせてくれるんですよ。
よけいなものがないんです。
私はあまり人からごちゃごちゃ足されるのが好きじゃないんですよね。
(みほさんは)ごちゃごちゃ言わないのがいい。思考が整理されます。
あと、「~すべき」とか常識がないのがいいです。
その人に合った方法を見出してくれるところがいい。
「このやり方をやりなさい」というような、プロセスを押し付けられるのがいやなので、押しつけじゃないのがいいですね。
その人が得意な方法を見極めて伸ばしてくれる気がします。
― なるほど~。今日は自分で見れない部分をたくさん話していただきました。ありがとうございました!